転職をスムーズに進めるために
20代の若手採用は、潜在能力と今後の成長(ポテンシャル)を見込んで採用されることがありますが、30歳を超えての転職ではマネージメントスキルとテクニカルスキルを重視した「即戦力キャリア採用」が中心です。
即戦力キャリア採用への応募は、自分のスキルを客観的に測れる力をもった第三者に相談することで、応募対象企業の絞り込みと応募条件を確定させることができ、スムーズな転職につながります。
スキルを測るにあたっては、在籍していた企業での評価も参考になりますが、応募先企業で予想される評価や一般的な評価を重要視して応募条件を決めることが大切です。
自分の思い込みによるスキル評価をもとに、知名度や規模を基準にして応募を数の勝負で進めることは想像以上の時間と労力をつかうことになり、ひいては転職へのモチベーションの低下を引き起こしかねません。
「当社の強み」
当社が転職相談を担当するコンサルタントは、IT業界を長年経験しており転職、起業相談の豊富な経験をもとに、求職される方との面談を通して適切なアドバイスをします。
この点で、実務の経験の浅い担当者が職務経歴の書き方の指導にとどまる大手エージェントとは大きく異なります。
またIT業界の働き方の特徴として、他業界に比べて、独立・起業を考えるエンジニアが多いことがあげられます。
転職の選択だけではなく独立・起業を考えるかたにも、可能性やリスクをアドバイスします。
転職を生かす
私たちは学校の選択や企業の選択にあたって、個人の長所や得意分野をあまり分析することなく、流れで進路を決めてしまったことが少なくありません。
これは学校で職業に関する教育を殆ど受ける機会がなく、またどの企業に入っても、よほどのことがない限り定年まで入社した企業で働けるだろうと考えていたからです。
入社したあとも、社会の変化にあった教育・研修の機会を積極的に用意する企業は少ないため、社外の情報や人とのつながりが疎遠になっています。
商品やサービスのサイクルが1~5年程度と短くなり、それにともない企業の業績が不安定になった今日では、特定企業内だけで通用するスキルではなく、社外でも通用する専門性とマネジメントスキルを身に着ける必要があります。
転職には精神的に大きな負担を伴いますが、70歳まで現役で働くことが普通になった社会が続くことを考えたとき、新しい働き方を考えるきかっけとなる転職が、5年あるいは10年先でなくてよかったと思える機会にしたいものです。